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髪の毛とアルカリの関係

2019/01/06
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今回は、「アルカリって髪を傷めるの?」について考えてみようと思いますが

その前に、髪のダメージの種類について話しておきますね。

 

髪が傷む原因には、物理的ダメージと化学的ダメージがあります。

物理的ダメージ

・ブラッシング
・コーミング
・ドライヤーの熱
・アイロンの熱
・摩擦
・ブロー  など

化学的ダメージ

・ヘアカラー
・パーマ
・縮毛矯正
・シャンプー
・トリートメント
・スタイリング剤 などがあります。

美容室で行うものはすべてダメージに繋がることになりますが、その中でも特に気を付けておきたいカラーやパーマに含まれているアルカリに的を絞って話をすすめますね。

 

アルカリにはどんなダメージが潜んでるの?

・髪がアルカリ性に傾いた結果、髪が膨潤し溶解することもある
・アルカリ剤が髪に残留することによる、2次的3次的ダメージがおこる
という事が考えられています

ではアルカリについて具体的に話を進めてみましょう

そもそもアルカリって何?

アルカリとは、水に溶かしたときにアルカリ性(PH7より高い)を示し、酸と中和する物質の総称です。
PH(ペーハー・水素イオン濃度)という言葉が出ましたが、これは酸性とかアルカリ性の程度を示すもので、PH7というのが中性、それより低ければ酸性、高ければアルカリ性ってことです。水はPH7を示して中性、健康な状態の髪の毛はPH4,5~5,5なんで弱酸性です。
酸性・アルカリ性は、深い意味があるのですがメーカーの研究者でもない限りあまり深く考えることもないと思います。
温泉を考えてみて下さい、美人の湯って言われてるのはアルカリ性だし、硫酸が含まれてる温泉だってあるんですよ。硫酸ですよ!!放射能泉だって・・・。

話を戻します。
アルカリとアルカリ性を混同すると、誤解が生じるってことです。
アルカリとは、アルカリ物質の総称です。
ここでアルカリに関する大切な話もしておきますね。

石けんの作り方って知っていますか?ヤシ油とかオリーブ油をアルカリで煮込み、冷やして固まったものが石けんになります。アルカリの種類によって形状が変わってきますが、油に含まれる脂肪酸とアルカリが反応することによって、石けんが出来上がります。
(マルセル石けんは、地中海沿岸にあるマルセーユの地名から成ります、ここではオリーブ油と海藻を焼いた灰(アルカリ)が豊富にあったため石けん作りが発展していったそうです。)
ソープの語源はサポーという地名からきたと言われていますが、ローマ時代この場所で生贄として焼いた羊の脂肪が熱で溶けて、それが灰と混じってできた物質が流れ込んだ川水で洗うと汚れが良く落ちることが発見されました。
その物質こそは、脂肪中の脂肪酸と灰のアルカリでできた天然の石けんだったそうです。

アルカリは皮脂と混ざりやすいという事を覚えておいてくださいね。