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髪の毛と紫外線
2018/10/21
☆キューティクルがはがれやすくなる
キューティクルは、髪の一番外側を覆っている膜のようなものなのですが、そのキューティクルが紫外線の影響でめくれたり、はがれてしまいます。すると、髪の中のタンパク質や保湿する成分が流れ出て、髪の水分や栄養がなくなってしまいます。
☆髪のツヤがなくなり、パサつく
紫外線でキューティクルがはがれると、髪の中の水分や栄養が流れ出てしまい、それが原因で髪が乾燥し、パサつきの原因になります。夏に髪の表面だけパサパサしてくるのは、紫外線の影響でもあるのです。
☆髪の柔軟性がなくなり、切れ毛や枝毛ができる
はじめにも書いたように、強い紫外線は、髪内部のシステイン結合を壊します。そのため、髪の毛の柔軟性がなくなり、引っ張っただけで髪の毛が切れたり、毛先に枝毛ができやすくなります。
☆髪の変色やカラーの色持ちを悪くする
紫外線は、髪内部のメラニンを分解する力があります。メラニンというのは、髪の色を作る色素なのですが、メラニンが紫外線によって分解されてしまうと、髪の色が徐々に抜けて、赤みを帯びた色に変色します。また、カラーリングをしている髪は、バージン毛よりメラニン色素が少ないため、より紫外線の影響を受けやすい状態に。注意が必要です。
☆髪や頭皮の老化現象が進む
肌が紫外線を受けると、シワやたるみの原因になるように、髪や頭皮も同じように老化現象が起こります。紫外線により、髪の毛の根元にある毛母細胞がダメージを受けると、抜け毛や薄毛、白髪の原因になります。