こんにちは
美容室ルールモードです。
今日は毛根などについです
毛根には主に毛乳頭細胞と毛母細胞からなっている毛球部があり、それらの活動が毛髪の成長に大きく影響します。それらの活動を左右する原因は血行などさまざまですが、FGF-7が大きく関与していることが分かっています。
毛乳頭細胞とは
毛乳頭に存在する細胞で、育毛促進因子であるFGF-7を産生したり、ヘアサイクルを正常に保つ働きをしています。この毛乳頭細胞が増えると毛髪が太く成長します。
毛母細胞とは
毛乳頭の周りに存在する細胞で、毛髪を作り出している細胞です。毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、新しい細胞によって押し上げられたものが毛髪になっています。
FGF-7とは
FGF-7は「Fibroblast Growth Factor-7」の略語です。人間が持っているタンパク質の一種で、毛乳頭細胞内で産生されます。毛乳頭細胞内で生産されたFGF-7は毛母細胞の増殖を促進させる働きがあり、毛髪の成長に大きく関わっている司令塔のような存在です。薄毛部では、このFGF-7が減少していることが分かっています。
血行は毛根に栄養を送る役割を果たしており、毛髪の成長に大きく影響します。
毛髪の成長には、さまざまな細胞が関与しており、細胞が活動するためには栄養が必要です。これは人間が活動するために、食事を摂るのと同じです。毛髪の成長は毛乳頭細胞から毛母細胞へ増殖のシグナルが出て、そのシグナルを受けた毛母細胞が増殖・角化を経て毛髪になっていきます。毛乳頭細胞はその周辺を走る毛細血管から栄養をもらい活動していますが、血行が悪くなり、栄養が不足するとそのシグナルが出せなくなります。そのため、血行は毛髪の成長に大きく影響します。このことは、毛髪だけでなく人間の体全体にいえることです。
毛根についてのご紹介でした
これからも美容室ルールモードをよろしくお願いたします